ヴェネツィアで9/1〜9/30まで開催中のHOMO FABER展へ父と行って参りました。
ミケランジェロ財団が2年に一度、世界から眼を見張る工芸作品を一堂に集める展覧会。
ヴェネツィアの海上に浮かぶ修道院の島サン・ジョルジョ・マッジョーレを会場にして1ヶ月間、世界の工芸の祭典が行われています。
今年は日本人の作家も20人ほど選ばれており、その中に光栄なことに信喬、弘峰それぞれの作品が2点ずつ選定され展示されています。
実際に会場に足を運んで、その規模と会場のクオリティーに圧倒されました。

“Journey of life “
「人生の旅」と展示全体のテーマを定め、10会場に分かれた各室ではそれぞれ誕生から死後の世界まで、人生の局面をテーマに国境を超えてテーマごとに作品が組み合わされて展示されていました。
我々の部屋では制作シーンを天井に投影したダイナミックな展示になっていました。どの部屋もここまでこだわるかという凄まじさで今後の私自身にとっても大変大きな学びがありました。
世界にはさまざまなものを手で作っている人がたくさんいる。その素晴らしい営みが未来永劫続く為にはたくさん考えて、たくさん実践して、たくさんの人が繋がり合わなくてはいけないというメッセージが展示全体に込められていたように思います。